Hachiroはハワイ州へ大学留学をした。
とは言っても高校卒業後から短大の授業が始まるまでは5カ月ほどあったので、彼はハワイ州ホノルル(オアフ島)にある語学学校へ2カ月間通わせてもらうことにしたのであった。
ホノルルの語学学校は有意義だったようで、特にホームステイ先のマザーや日本人の同居人には大変よくしていただいたようだ。
彼の留学生活は盤石であったかのように思われた。
2カ月の語学学校が終わり、いよいよ本当の意味での留学を始めるため、ホノルルで知り合った方々に別れを告げ、大学のあるハワイ島へ彼は向かったのである。
彼はホノルル空港からハワイ島へ向かうための小さな飛行機に乗り込み新たな冒険に胸を躍らせていた。
しかし、彼が最初に大学のあるハワイ島を乗っていた飛行機から見下ろした時、彼は思ったのである。
「とんでもないジャングルに来てしまった」と。
彼はハワイ島のHiloという街で彼の留学生としての生活を始めた。
Hiloは東京で生まれ育った彼にとっては衝撃の田舎であった。
衝撃の人口密度の違いであった。
彼は短大が始まる3週間前に到着したのだが、到着して2日ほどでホームシックになった。
彼はハワイ島に到着する前に2ヶ月ほどオアフ島のとある家でホームステイをさせてもらっていたのだが、そちらに早速引き返したのであった。
全くの根性なしであった。
