Hachiroの大学時代(最初の学期)

Hachiroの大学時代(最初の学期)

Hachiroは自ら英語クラスの授業に転換したものの、正直なところ物足りなさを感じていた。

また、その時は必死だったが、自ら短大の普通の授業を放棄し半年分遠回りした事に少し疑問を持ち始めていた。

あの時、もう少し辛抱していたら、、なんて思うこともあった様であった。

まったく、優柔不断極まりないのであった。

また、英語クラスを通う事で日本人の友人は増え、社会的動物としての最低限の生活はおくれるものの、果たして自分の留学生活はこれで良かったのであったかも自問自答していた。

友人達と楽しい時間を過ごせていたが、不思議な罪悪感を感じる日々であった様だ。

次第にHachiroは英語クラスを早めに終わらせたいと思うようになり、その手段を考えるようになった。

Hachiroが思いついたのは、日本で暮らしていた時は大学に入学できるレベルのTOEFLの点数が取れなかったが、ここで英語の生活をしながら改めてTOEFLを受ければ入学可能レベルの点数が取れるのではという事であった。

そうすれば、元々考えていた短大→大学の編入プランを一からやるのではなく、いきなり大学から始められると思い付いた。

Hachiroは遠回りした分を取り返すため、今更、TOEFLの猛勉強を始めたのであった。

Hachiroの頭の中ではこれ以外はこの状態ではいたくないというある種の脅迫観念に近いものに駆られていた。

これまで恵まれた環境で全て与えられるがままに受動的な教育で育ってきたHachiroが能動的に自分の教育について考えたのがこの時が初めてだったのではないかと思う。


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